【奮闘記】25歳、急に来た肌荒れ

こんにちは、らのさんだよ。

らのさんは幸い、思春期ニキビには悩まされず学生時代を過ごした。できたとしても数ヶ月に1箇所。両親にも「ニキビができにくい体質で良かったな〜」と言われ続けてきた。私もニキビとは無縁の人生なんだと思い込んでいた。けど、ヤツは突然やってきた……。

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大人ニキビができ始めたのは21歳の時。これは完全に職場のストレスが原因。21〜24歳の間は月に1、2箇所できた。若かったのもあってか、比較的治癒が早く、ニキビ跡にもならないようなニキビが続いた。数ヶ月ニキビが全くできない時期もあったりして、病院へ行ったりはせず、あまり深くは考えてなかった。

そして、やってきた2018年11月末。ライブ遠征から帰ってきてから肌の様子がおかしくなった。これから化膿しますよ〜!と言わんばかりの赤い膨らみが数箇所できた。

これはさすがにやばいことになると判断して、翌日には皮膚科へ向かった。そこで出会ったのが偶然にもその日、大学から月1で往診で来ている教授だった。

「これはこれから化膿するね。ニキビの治療法や治療薬は色々あって、どれがらのさんに合うかはわからないから、少しずつ試していこう。通えますか?」と聞かれ、「はい。」と即答した。教授の往診日に通うことになった。

その日処方されたのは漢方薬(ツムラ 6 十味敗毒湯)と塗り薬(ナジフロクリーム)。飲み薬に関しては、一発でバチン!と治る強い飲み薬(多分抗生剤?)もあるが、強い薬に頼らず、初めは体質から変えていこうとのことで漢方を服用することになった。

十味敗毒湯は化膿しているおできや、化膿を繰り返すニキビ、皮膚炎などの改善に使われる漢方で、その他詳しくはググっていただきたい。

ナジフロクリームは新キノロン系の抗生物質で殺菌的に抗菌作用のある塗り薬。

1ヶ月間真面目に1日3回漢方を服用し、朝晩スキンケア後にナジフロを塗った。が、1ヶ月、これといった効果は無し。肌が荒れているというストレスを抱えながら、スキンケアをあれこれ試し、食生活や生活ルーティーンを見直したりしてかなり疲労困ぱいしていた。

初診で診てもらったニキビは化膿した後、立派なニキビ跡になり、新しくできた赤い膨らみや化膿しているニキビがある状態で2度目の受診をした。

「ナジフロはやめて、ダラシンに変えましょう。漢方は継続しましょう。」とのことで、ダラシンTゲルを新しく処方してもらった。

ニキビが原因で皮膚科を受診した人ならダラシンTゲルを処方してもらった経験があるかと思う。結構有名な塗り薬。

初診から1ヶ月、化膿ニキビに悩まされて、大好きな化粧は目から上しかできなく、マスクで肌を隠す日々を送り、25歳のクリスマスは人生で1番最悪な肌の状態で過ごし、メンタルが完全にブレイクしていた私。

受診後、半泣きになりながら藁にもすがる思いでダラシンを塗って効果を期待した。

塗り始めて約2日で効果が出た。化膿しているニキビはみるみる綺麗に治り、これから化膿するであろう膨らんだ赤みは化膿する前にさっと引いてくれた。

そして、次の受診までの1ヶ月間はダラシンを信じ、新たにでき続ける膨らみのある赤みにダラシンを塗ることだけに専念した。すると、1ヶ月で肌に残ったのはニキビ跡のみという状態になった。2ヶ月ぶりのフラットな肌に感激した。

ここで気をつけておきたいのがダラシンの副作用について。効果があるということは必ず副作用があると感じた私は色々調べた。気になる方はググっていただきたい。

フラットな肌を手に入れた私は軽い足取りで3度目の受診をした。教授は私の肌を見て満面の笑みを浮かべていた。

「落ち着きましたね〜!良かったです!あとはニキビ跡か……。漢方は継続、保湿剤を塗ってビタミン剤を飲もう。日焼け止めはしっかり塗ってね。」とのことで、次の目標はニキビ跡撲滅へとなった。

この日は新たに保湿剤(ヒルドイド)とビタミン剤(シナール)が処方された。

ここで、ニキビ跡にはスキンケアの力も借りたい思い、キールズの美白美容液 DS クリアリーホワイト ブライトニングエッセンスを買ってみた。

肌荒れ初期の頃はスキンケアをあれこれ試していたものの、この頃にはシンプルがベストという考えに至っていたので、有名なハトムギ化粧水とハトムギ保湿ジェルを使っていて、化粧水とジェルの間にキールズの美白美容液を挟んで、処方されたヒルロイドを最後に塗るというスキンケアを1ヶ月試してみた。

手強いニキビ跡に焦らず時間をかけ、薄くなれ薄くなれと心の中で唱えながら朝晩塗り続けた結果、ニキビ跡が微かに薄く小さくなっていた。

この頃には新たな赤い膨らみも週に1箇所できるかできないかくらいまで落ち着いていたので、できた時だけダラシンを塗るようにしていた。ダラシンは本当に私に合っているようで、翌日には綺麗に赤みが引いてくれていた。

そんな状態で4度目の受診。跡がまだ残っているからビタミン剤は継続しよう。漢方も継続ね。ということで、様子見となった。

5度目の受診までは特に何も変えず過ごした。赤い膨らみは生理前でもできなくなっていた。ニキビ跡は徐々にではあるけれど、少しずつ小さく薄くなっているのが実感できた。

そして、5度目の受診も様子見で漢方とビタミン剤と保湿剤を処方してもらい、今に至ります。

皮膚科を初めて受診してから現在まで、原因についても色々考えた。ここ数年、食事は乱れてないし不摂生な生活も送っていない。だから、食べ物アレルギーやストレスは関係ないと思った。

枕カバー】これは真っ先に思い浮かんだ原因。私は腰痛持ちで、横向きでしか寝ることができない。ニキビができる場所が頬やフェイスラインということで、就寝時は常に顔が枕に当たっているのが原因なのでは?と考えた。

毎日洗濯し取り替えることにした。だけど赤みのある膨らみはでき続ける……。ということは、素材?と考えた私はタオル生地の枕カバーから綿100%の出来るだけ肌に刺激のない滑らかな枕カバーに変えてみた。

効果はてきめん。原因は枕カバーの素材だったみたい。身近すぎてこわい。思えば、ベッドの上でゴロゴロ過ごした休日の翌朝は必ずニキビができてたなぁと。

原因が分かれば避ければいいだけなので、とりあえず今のところは肌の状態はかなり落ち着いてるし、原因がわかって本当によかった。

肌が荒れてた期間は目から上しか化粧ができない状態なのが本当に悔しかった。最新のファンデを塗って、流行ってるチークもリップも塗りたかった。大好きなアイメイクはできるものの、楽しくない。デパートの化粧品カウンターにも恥ずかしくて行けなかった。勇気を出して行ったとしても、TUで塗ってもらったスキンケアやベースメイクが原因で悪化したこともあったな。

久々に合う友達には肌を心配され、肌を褒めて育ててくれた両親にも心配され、それが逆にストレスになったりしたし、多分彼氏にも無意識で八つ当たりしてたと思う。心配してくれ支えてくれた周りの人たちに心の底から感謝してる。優しく見守ってくれてありがとう。

たかがニキビ、されどニキビを嫌ほど思い知った25歳の冬。皮膚科へ駆け込んだ私は間違ってなかった。

最後に、これは載せるか何度も迷ったんだけど、私に起きた出来事を残しておきたいと思ったので、肌荒れの経過と現在の写真を載せたいと思います。

写真は肌の一部になるので、そこまで荒れてないじゃん!!と思われる方もいらっしゃると思いますが、全顔だとかなり悲惨なニキビの数でした。

無加工だと到底お見せできないレベルのグロさなので、最低限の美肌加工をお許しください!

苦手な方はここで画面を閉じてくださいね!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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お見苦しくてごめんなさい。こんな感じでした。今はファンデとコンシーラーを使えばニキビ跡はほぼ消えます。ここまで本当に長かった……。でも気を緩めず、まだ漢方とビタミン剤は継続しているので、長い目で肌荒れとつき合っていきたいと思います。長々と失礼しました。皆さんも良いコスメライフを!